サンデーモーニングのコメンテーターに”喝”
今日のサンデーモーニングの題材に「大手銀行の政治献金問題」があった。
サブキャスター橋谷典子女史が、受け持ったコーナーだ。
この問題のポイントは、「銀行が政治献金をすること」が良いことかどうかということだと考える。
しかしながら、ある写真家とある慶応大学の大学教授そしてもう一人の教授が言った言葉にポイントがずれているのではないか?と考えさせられた。
その言葉とは、「最高収益を計上したなら、国民に手数料を安くするとか利益還元をするべきだ。銀行員の常識を疑う」という発言だ。
この発言には、唖然とさせられる。
そもそも、かつて銀行がマスコミや世間から非難を受けたことの中に、「金融機関の収益が少なすぎるので、不良債権問題が片付かない。もっと収益源を増やささないといけない。」という問題があった。
その後、各銀行は国から公的資金の借金をして今年度完済をした。
銀行は営利企業だから、自助努力をして合併、新しい収益源の開拓、手数料の是正等をして、収益性の高い企業にかわりつつあるところだ。
だが、まだ海外の銀行に比べると収益率は低い。
このような、過去経緯を忘れているのか?今日のコメンテーターたちは、身勝手なもっと手数料を安くしろだの、あげくの果てに国民に利益還元しろだの、見当違いな発言をしていた。
このコメンテーターたちの常識と知識の無さに”喝”だ!
常識がないのは寧ろ、このような発言をした「大学教授と写真家」ではないだろうか。
もっと、生きた経済を勉強してもらいたい。
そしてもう一つ、橋谷典子女史が作成したのかわからないが、参考ボードの作り方に”喝”だ。
あの、ボードの書き方だと、銀行全てが、国から税金の譲渡を受けた表記に見える。
破綻金融機関の救済に充当された税金と、もっとよく見えるように表すべきだし、そのように説明をすべきだ。
口頭での説明も不十分だ。
さらに、「法人税も払っていない」という言葉。
これは、税金の知識がある人(企業経営陣や経理財務に携わる人たち)なら誰でも理解できること。
過去の赤字で損益通算でき法人税の支払いが免除される制度が、税制で認められている。
これは、一般企業でもTBSでも銀行でも同じだ。
橋谷典子サブキャスターの知識と教養のなさに”喝”だ。
あまりこのようなことは書きたくないが、TBSの株価が低迷しているのは、このような番組制作をしているからではないだろうか。
もっと、知識と教養を身につけて、番組作りをしてもらいたい。
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コメント
ゼロ金利なんて世界に例を見ないのでは?
投稿: カバ | 2006年12月26日 (火) 00時30分
確かにゼロ金利政策を推進したことのある国は、日本以外ありません。
裏を返せば、政府の財政事情も苦しいということにもなります。
つまり、金利を上げると、莫大に発行されている国債の金利が支払えなくなり、最後には、国債が紙切れになってしまう可能性が高いということです。
現に、海外の格付け会社は、日本の国債の格付けは発展途上国並みの格付けをつけているくらいです。
投稿: つねさん | 2007年1月15日 (月) 22時42分